片付け

どう対処する?片付けが苦手な夫・妻への5段階アプローチ!

こんにちは!サンディエゴの整理収納アドバイザー、Akariです!

この記事では、片付けが苦手な旦那さん・奥さんへの対処法や関わり方について、お話します。

片づけられない旦那さんや奥さんに「片付けて!」と言うと、険悪な雰囲気になる・・・とお困りの方はいませんか?

家族で同じ家に住んでいるのに、誰かが共有のスペースを散らかしっぱなしで片付けないでいると、同じ空間を共有する家族は困りますよね。

親が子どもに対して片づけを教える場合と違って、配偶者の場合相手は大人ですので、一筋縄ではいかないかも知れません。

でも諦めないで!

大人だって、何歳からでも変わろうと思えば変われます!

ずっと片付いていない今の状況が続くのはイヤですよね。片づけられない本人も、どうにかしたいとは思っているはず。

正しいアプローチで、一歩ずつ解決していきましょう!

では、早速行ってみよう〜

 

片付けが苦手な旦那さんにも片付けは伝染する!だから、まず自分から!

子どもに片付けを教える場合と同じで、旦那さんや奥さんに片付けて!と言う前に、自分のエリアの片付けをしましょう。

例えば奥さんのクローゼットが服やバッグでパンパンなのに、旦那さんに「片付けて!」って言っても、説得力がないですよね。

そこで、まず自分のエリアをせっせとお片付けするのがオススメ。

なぜなら、片付けは伝染するからです。

「割れ窓理論」はご存知ですか?治安の悪い街などで、建物に1つでも割れた窓があると、建物すべての窓が割られてしまうけれど、逆に小さな落書きやゴミのポイ捨てまで取り締まることで、治安が向上すると言う理論。

ニューヨークではこの理論に基づき、街をキレイにすることで犯罪率を下げたことが有名で、またディズニーリゾートでも園内を常にキレイに保ち、小さな修繕箇所も見逃さないことで、従業員の士気だけでなく来園者のマナー向上にも役立っていると言われています。

つまりキレイな場所は、汚すとマズイな、散らかすのはやめよう、キレイに保とうと言う気持ちを起こさせるんです。

また、人間って正論を言われても、なかなか動かないもの

たとえ「そろそろ片づけないとな〜」と思っていたとしても、奥さんに「早く片づけてよ!」と言われたら、ムッと黙ったり、へそを曲げたりするのがオチ。

これって、「さっさと宿題しなさい!」「今やろうと思ってたのに!」っていう親子の会話と似てますよね。

人から言われると、途端にやる気をなくす、それが人間。

ここで重要なことは、人に言われてシブシブ取り掛かっても、納得していないと続かない、と言うこと。自発的にやらないと、意味がないんです。勉強と一緒ですね。

他人に影響を与えることはできます。でも、他人を変えようとか、自分の考えや価値観を強制したり、押し付けたりするのはNGです。なぜなら、反発されるだけだから!

片付けは、伝染します。なので、まず自分が自分のモノやエリアを楽しく片づけましょう。

目に見えて家の一角がスッキリとキレイになれば、”片づいた空間の気持ち良さ”を感じてくれるはず。

そして、さらに”メルカリで売ったら、$〇〇になったよ〜”など、片づけたことによるわかりやすいメリットをアピールするのも有効です。

私は日本に一時帰国した時によく宅配買取を利用するのですが、箱詰めをしていると必ず家族が便乗してきます。

フリマアプリや買取などをお膳立てして、片付けが苦手な家族が便乗できるようにするのも、片付けるモチベーションの後押しになりますよ!

片付けが苦手?片付けられない原因を見極めよう

 

片付けが苦手な配偶者の、片づけられない原因ってなんでしょう?原因によって、対処法も異なります。(ここではADHDなど発達障害のケースは除きます。)

使った後、元に戻さない

使った後、定位置に戻さない人の場合。

  • 定位置(しまう場所)がわかっていない → 定位置にラベリングする。
  • 定位置(しまう場所)を知っているが、面倒なので戻さない → 定位置がしまいにくい場所なのかも?収納場所を見直し、同じくラベリング。本人の「使ったら、戻す」を習慣化するため、代わりに片づけず、リマインドするだけに止めます。

片づけが苦手な人には、できるだけ「取り出しやすく、戻しやすいラクな片づけの仕組み」を作ってあげるのがgood♪

子どもに片づけを教える場合と一緒ですね(笑)

モノを捨てないのに、どんどん買ってくる

コレクター気質の人だと、どんどんモノが増えますよね。でも、モノを保管するのにもお金がかかっています。

例えば、一部屋が物置のようになっていたら、その部屋の敷地面積分の家賃やローンを毎月支払っていると言うこと。それを自覚してもらいましょう。

それでも持っていたいのなら、お金を払ってストレージ(倉庫)を借りるという策もあります。それだけ「モノを所有する」ことにはコストがかかることを自覚してもらいます。

段ボールや、家電の空き箱などもすべて取っておくタイプの人は、「売るときにいるかも」とか、「何かに使うかも」とか、「かも」が発想の基本。

でもほとんどの場合、この「かも」は現実になりません。たとえ売る場面があったって、箱がなくてもどうにかできること。

現実になるかならないかわからない未来のために、コストをかけてまで空き箱を保管する必要があるのか、今の居住スペースを圧迫してまで保管する値打ちがあるのか、今一度考えてもらいましょう。

ただ単に、無頓着

「散らかっている」のレベルが違って、散らかしている本人は、散らかっているという自覚がないのかも。

また片づける必要性はわかっているけれど、やり方がわからない。でもいいや、そのうち誰かがやってくれるだろうと思っている場合もあります。

でも、それでは同居する家族は共有エリアが荒れるし、困りますよね。片づけはママだけの仕事じゃない!一人一人が責任を持って行うべきこと。

こういう場合は、専用コーナーまたは専用部屋を用意し、ラクにできる片づけの仕組みを一緒に作るのがオススメ。次項で解説します。

片付けが苦手な旦那さん・奥さんに合わせた仕組みづくり

片付けが苦手な旦那さんや奥さんには、子どもに対してするのと同じように、取り出しやすく戻しやすい仕組みを作りましょう。

家族が共有するもの

家族が共有で使うものは、片付けが苦手な人に合わせた収納を取り入れます。

例えば、ぽいっと入れるだけのワンアクション収納だったり、わかりやすいラベリングをしたり。

持ち物が見えていないと不安なタイプの人には、細かい分類や、いくつもアクションが必要な複雑な収納は不向きです。

ラベリングは、わざわざラベルライターを使わなくても、100均のラベルシールに手書きで大丈夫!わかればいいので、ポストイットでもいいですよ!

共有するモノの定位置が決まっても、「使ったら戻す」が習慣化するまでは、出しっぱなしになることもあるかもしれません。

そんな時は、代わりに片づけるのではなく、「爪切りが出しっぱなしになってるよ」「ハサミはここにしまっておいてね」と淡々と事実をリマインドしましょう

旦那さんの私物には、専用エリアを作ろう

旦那さんしか使わない物、また趣味のコレクションやグッズなどには、専用エリアを作ることをオススメします。

専用ボックス、専用コーナー、専用の棚、専用の部屋など何でもいいのですが、専用エリアを決めます

例えば旦那さんが筋トレが趣味で、プロテインが何種類もある、という場合。キッチンに専用の棚やカゴを確保し、「パパのプロテイン」などとラベリング。

専用エリアを作ったら、収納する前に、必ず本人に私物の「使う・使わない」の仕分けをやってもらうこと!収納の前に、整理することが基本です!

特に片づけが苦手な人は、モノの全体量を把握できていない場合が多いので、もう要らないモノがたくさんあるはず。

そして、勝手に捨てるのは絶対にNGです!価値がないように見えるものでも、本人には大事なものかもしれません。

ここで信頼関係を失うと、自分が失くしたり、定位置に戻さなかったために見つけられず探し物をしている時に、「君が捨てたんじゃないの⁉︎」とあらぬ疑いをかけられ、余計面倒なことになるので、気をつけましょう〜。

専用エリアが完成したら、持ち物はそこに収まるだけ、とルールを決めます。そこからはみ出したり、共有部分に進出して、置きっぱなしにするのはご法度!

で、専用エリア内は干渉しないようにします。そこは旦那さんの陣地で、自治権があると思ってください。旦那さんの専用エリア内が散らかっていても、無視。自分は、ひたすらそれ以外の共有部分や自分のエリアをキレイに保つことに集中してください。

自分の専用エリアの管理は自分でやってもらうことで、「片づけ=自分ごと」としてとらえてもらう作戦です。

放っておいても、誰かがかたづけてくれるわけでもないし、完全に自己責任。そのうち、他のエリアがキレイなだけに、自分のエリアの汚さが際立つようになれば、自然に気になって片づけを始めるはずです♪

 

片付けが苦手な旦那さん・奥さんへの関わり方

これまで、片付けが苦手な家族への対処方法を解説しました。次は、関わり方についてです。

焦らない、でも諦めない!

ここまでで、片付けやすい仕組みができました。でも、片付けが習慣化するまでには、時間がかかるかもしれません。

でも、諦めないで!自分が秘書になったつもりで、淡々と片づけのリマインドをしてみてください。

自分でやった方が早い〜!と片づけを代わりにやってしまっては、この先もずっと、家中の片づけが自分だけの仕事になってしまいます。

定年後の自分たちを想像してみてください。「爪切りはどこ?」「マグカップはどこ?」と四六時中旦那さんに聞かれたら、鬱陶しいですよね?

”あなたは片付けられない”というレッテルを貼らない

人間は不思議なもので、「あなたは〇〇な人」と言われてレッテルを貼られると、本来はそうじゃなくても、貼られたレッテルに合わせるようになると言われています。

例えばしょっちゅう「あなたは本当に片づけができないんだから!」と言われたとしたら、その言葉が刷り込まれて、「自分は片付けができない」と思い込んでしまいます。

そうなったら、「自分はどうせできないから、もうやらない。あなたがやってよ。」と面倒くさい結果に!

逆の立場で考えて「本当に料理が苦手だよね〜」って言われたら、腹が立ちますよね。「もう2度と作るもんか!」って思いますよね。

でも「作ってくれてありがとう♪」「これ美味しいね!また作って!」と言われたら、たとえ料理が好きじゃなくても、また頑張ろうって思えるもの。

言葉は使いようですよ♪

スモールステップで、成功体験を積み重ねる

片付けが苦手な家族に片づけて欲しい時、一気に済まそうと思うのはNGです。

片付けに取り掛かること自体、片付け苦手さんにはハードルが高いので、一気にやろうと思うとなおさら気が進まなくなってしまいます。

また、まとめて取り掛かると大変すぎて、途中で挫折してしまいがち。そこで、ごく狭い範囲から始めることをオススメします。

例えば、引き出し1つとか、棚1段分など。最初は、狭い範囲を一緒にやってみるのがいいと思います。

片づけって、取り掛かるまでに時間かかりますよね。でもいざやってしまえば、波に乗るもの。

こうしてコツコツ小さな成功体験を積み重ねることで、「15分で結構片づけられるなぁ」「片づくと気持ちがいいなぁ」と思うようになり、片づけへのハードルが下がって、毎日こまめに取り組むことができるようになりますよ。

自分のペースと違っても、仕方ない

私はやるべきことをさっさとやるタイプですが、夫は後回しで最後ギリギリにやるタイプ。これまでいろんな場面でイライラさせられてきました。

でも最近思うのが、ペースを押し付けられると、人間て途端にやる気を失うものなんですよね。

なので自分のペースと違っても、最終的にゴールに辿りついたらいい!と思うようにしましょう。

”Iメッセージ”で気持ちを伝える

子どもの片付けでもお話しましたが、片付けができた時には主語が私の”Iメッセージ”で、気持ちを伝えましょう

「片付けてくれて、助かった〜!」

「キレイに保ってくれて、ありがとう!」

”なんで当たり前のことができたぐらいで、感謝しないといけないの?”と思うかもしれませんが、これも戦略のうちです。

誰でも感謝されたら気持ちいいし、片付けへのモチベーションも上がるので、ぜひ試してみてください。

 

片付けた先の目的を家族で共有する

ここまでで、片付けが苦手な家族への対処方法と関わり方をお話しました。

ここで質問ですが、理想の家や暮らしについて、家族で話し合ったことはありますか?もしないなら、片づけに取り掛かる前に、家族会議をすることをオススメします。

あなたが家を片付けたい目的はなんですか?

  • 物置になっている部屋を、子供部屋として使いたい
  • 人を呼べる家にしたい
  • 家に帰ってきた時にくつろげる家にしたい

などなど、片付けた先にある目的はいろいろあります。

まず目的をはっきりとさせ、その目的を達成するための目標を設定します。例えば1ヶ月後にキッチン・リビング・ダイニングの片づけを終わらせる、など。

そして目標ができたら、それを家族と共有します。

  1. まず現状の問題点、困っているところを淡々と解説します。例えば、みんなが家族の共有エリアであるリビングに私物を持ち込んで、そのままにして困っている。ゆっくりお茶を飲もうにも、散らかっているからくつろげないし、まず片付けてからでないと何もできない。義理の家族やお客さんも家に呼べない、など。
  2. 目指すゴールをプレゼンします。どういう家や、暮らしにしたいのか、できるだけ具体的に、ワクワクするような内容で。
  3. 最後に、家族と目指すゴールをすり合わせします。家族は価値観が違って当然。一人一人思い描く理想の暮らしはどんなものでしょうか。家族みんなにとってwin-winの状況を目指し、すり合わせします。
  4. すり合わせた後、家族のルールを決めます。例えば、リビングなど家族の共有部分には、私物を置かない。持ってきたら、その日のうちに自分の場所にしまう、など。

ここで大事なのは、家族が一人一人片づけの一端を担う気持ちを持ってもらうこと。

参加の原理と言って、参加することで自分ごととして捉える意味合いがあります。

まとめ

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!

家族の片付けで困っている人は多いんじゃないかなと思います。家族と言えども、自分とは違う性格や行動パターンを持った人間が一緒に生活してるわけですから、問題が起こっても当然。

でも家族だからこそ、しっかりと話し合って、一緒に片付けに取り組んでいって欲しいなと思っています。

片付けは、ママだけ・奥さんだけの仕事じゃありません。誰か1人にだけ負担がかかるのは、おかしい。

片づけの仕組みと関わり方で、もっと一家のママ・奥さんの負担が減ったらいいなと思います♪

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